ブルーベリー品種図鑑

140品種を系統別に紹介

おおつぶ星 系列 Ootsububoshi 他

ノーザンハイブッシュ系

学名Vaccinium corymbosum L.
育成機関群馬県(育成主体:旧 群馬県園芸試験場 → 群馬県農業技術センター)/ 群馬県利根郡(沼田市)試験地で選抜
育成年おおつぶ星: 1998年10月29日 / あまつぶ星: 1999年4月15日 / はやばや星: 2004年3月3日(出願 1992年)
特許番号品種登録番号: おおつぶ星 第6926号 / あまつぶ星 第7176号 / はやばや星 第11722号

系譜・来歴

群馬県では1981年から、利根沼田地域に適したハイブッシュブルーベリー品種の選抜を開始した。導入品種「コリンズ(Collins)」および「コビル(Coville)」の自然交雑実生から有望系統が選抜され、3系統が「○○星」シリーズとして品種登録された。育成者は中條忠久(Tadahisa Nakajō / Chūjō)および堀込充(Mitsuru Horikomi)の両氏で、出願者・登録者は群馬県。

なお、ユーザー提示の「Bluecrop × Berkeley」という親系譜は確認できず、農林水産省品種登録情報および群馬県農業技術センター研究報告では「コリンズ」と「コビル」の自然交雑実生からの選抜と明記されている。

樹体特性

3品種とも関東内陸の夏季高温・冬季の低温(利根沼田は標高があり寒冷)に適応する。低温要求量(チル時間)は、ノーザンハイブッシュ標準の概ね800〜1,000時間相当と推定されるが、農林水産省登録情報および群馬県農業技術センター公開資料では具体的なチルアワー数値は明示されておらず、ここでは「不明(標準的なノーザンハイブッシュに準ずる)」とする。

結実特性

果実特性

なお、「果実径25mm前後」という言及がユーザー提示にあるが、農林水産省登録情報および育成機関データでは果重ベースで2.0g前後(直径概ね18〜22mm相当)と記載され、25mmは栽培条件・剪定強度で得られる極大果のサイズと解される。

耐寒性・耐病性

推奨栽培地

受粉相性

商業利用状況

関連兄弟品種(あまつぶ星・はやばや星)

群馬県農業技術センター育成「○○星」3兄弟は、いずれも Collins × Coville 自然交雑実生からの選抜で、収穫期をリレーする組み合わせとして開発された:

3者を混植することで、開花期同調による相互受粉で結実が安定し、約1か月の連続収穫が可能となる。

育成者注釈・特記事項

参考情報源